第16回 ハーフェレ学生デザインコンペティション 課題
『ホモ・サピエンスの家』
皆さんは建築を学び始めた頃、建築に興味を持ち始めた頃、または建築に興味を持つずっと前に、人類が誕生した遥か昔の世界に想いを馳せ、「家のはじまり」について考えたことはないだろうか。
ホモ・サピエンスは、アフリカから世界へ拡がり食物連鎖の頂点に立ち、文明・文化・科学・農業・宗教が複雑に絡み合いながら、現在に至っている。これからもより一層複雑になり、もはや未来の予測は不透明になりそうだ。しかし建築とは、そんな人類の歩みに応答し合いながら生まれてきたのである。歴史連関やその時々の慣習や文化から断ち切れた建築など恐らくこの世にはないだろう。
そこで今回は、現在や未来の『ホモ・サピエンスの家』を思考してもらいたい。
それは、ホモ・サピエンスが歩んできた壮大な時間すべてと向き合うということだ。 現代に生きるホモ・サピエンスとして、地球との関係・人間・動物・生活・食など様々な視点から、これからの住まい方、ひいては生き方を考えてほしい。
※参考文献:「サピエンス全史」
・主催
株式会社 ハーフェレジャパン |
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