エアヒンジを使ったガラス扉 ご採用インタビュー

「マスターウォール」ミニマムなデザイン家具を引き立てる、ミニマムなヒンジ

 

今回は、東京銀座にあるマスターウォール様のショールーム「マスターウォール銀座本店」に伺いました。マスターウォールは、素材としてのウォールナットにこだわり、ダイニングセットからリビングベッドルーム家具に至るまで、100年後の人たちに愛着を持って使い続けてもらえるような高品質な家具を作り出しているブランドです。

こちらにハーフェレのエアヒンジを使ったガラス扉をご採用いただいたフローティングキャビネットが展示してあり、その設計ストーリーなどをうかがいました。

 

 

――こちらのエアヒンジの扉は、どこでお知りになりましたか?

こちらはですね、ミラノサローネです。 そこで何年か前にちょっと行かせてもらう機会がありまして、設計という立場で行っているので、(扉を)開けていると、普段見慣れない…、「あれ?ヒンジないじゃん!」、ということで、よくよく見るとこの木口についているヒンジがあって、ぜひこれを使いたいな、ということで、日本に帰ってきて調べたっていうのがありますね。ですので、サローネが始まりです。

 

 

――ご採用の決め手は?

 

もうこのミニマムなデザインが決め手でして。我々も ミニマムな、といいますか、シンプルなデザインで構成する家具が多いので、合いますし モダンになるということで、採用させていただきました。

 

 

――どこでハーフェレジャパンをお知りになりましたか? 

 

はい、もう有名なところなので

昔からハーフェレジャパンさんは存じ上げていました。

 

――金物を選定するときに何か気をつけていることはありますか?

 

やはりデザインが先に決まるのですけれども、その後に金物によって動きだったりとか、緩衝するスペースがありますので、そういったところは気をつけて設計させてもらってます。

最終的には価格のところになってくるのですけれども、今回、このエアヒンジは、ハーフェレさんが取り扱われてるので、そこは頑張ってもらいながらですね、採用させてもらいました。

 

――今後、このエアヒンジ扉をどのようなところに使いたいと思われますか?

 

今はこうしたキャビネットだけなんですけれども、やはりこのエアヒンジの特徴を生かせるのは、大型だったり、収納系になってきますので、ワードローブとかカップボードとかですね。少し大きめの造作家具に採用していきたいなという風に思っています。

 

――このエアヒンジ扉をご採用いただいて、その後の評判ですとか、感想とか、もしあれば教えてください。

 

まず、この動きのスムーズさといいますか、やっぱりこう開けられて閉められるときに、ゆっくり閉まっていくので、ここは皆さん、こういう価格帯の商品に対しては、驚かれるところと、あとは意外と言わないと気づかれない、我々はすごく気付くんですけど、言わないとヒンジって分からないところがあって、「ここにヒンジが付いているんですよ、だからこんなにスッキリ見えるんですよ」というご説明をすると、「すごい!」と驚かれて、「こんなところに仕掛けがあったんですね」ということで、このぱっと見の印象はかなりお客様からは、高い評価を得ています。

 

 

――今までの従来のヒンジと比べても、そこのところは際立っている?

 

(エアヒンジによって)さらにこのすっきりとしたデザインが引き立っているということが、お客様には評判を得ていますね、はい。

 

――御社のこだわりを教えてもらってもいいですか? 

 

こだわっているのはもう「ウォールナット」に尽きるのですけれども、ウォールナットの素材というものには、かなりのこだわりを持ってまして、よりモダンに見える、節とか白太がないというものを選定して仕入れて、家具に 製品にしていくということをこだわりをもってさせていただいております。

材料は北米から仕入れているんですけれども、北米の製材所まで行って、検品などをしながらより上質なウォールナットを仕入れさせていただいて、家具としてお客様にご提案しております。

 

 

取材協力:MASTERWAL

注※上記テキストは一部文語に修正してあります。ご了承ください。